コラーゲンは老化を防ぐ

コラーゲンは老化を防ぐ

養分のたっぷりと含まれた良い畑には、良い作物ができるのと同じように、真皮が若々しいコラーゲンの量に満ちた、生きのいいものであれば、毛髪も太く豊かなものになります。丈夫でしなやかな骨をつくるのに、大部分が線維状のたんぱく質であるコラーゲンが欠かせません。肉や魚の食べやすいところは、非コラーゲンたんぱく質が主役で、主として筋肉の部分です。海が海上封鎖されて、外から島に物質が入らなくなれば、島に住む人々はお手上げとなります。この基底層は、皮膚を新しくつくりかえる細胞の生産工場です。いつもまでもみずみずしい肌でいたいものです。肌のカサつきは嫌ですね。骨といえば、カルシウムとリンがすぐに思い浮かびますが、コラーゲンを思い浮かべる人は少ないと思います。コラーゲンを温めるとゼラチンになります。毛髪も常に新陳代謝しています。古くなった毛は、抜け毛となって去り、新しい毛が生まれます。骨は、コラーゲンの線維を網の目のように張り巡らし、これをムコ多糖たんぱく質(プロテオグリカン)という糊で固めます。少量のコラーゲンが筋肉の膜に存在しますが、筋肉だけを食べていたのでは、コラーゲンが不足してしまいます。この例え話と同じように、酸素や栄養素が細胞にたどり着くことがおぼつかなくなります。基底層でつくられた新しい皮膚の細胞は、皮膚の表面にむかって順々に押し上げられていきます。皮膚は、一番外側から表皮、真皮、皮下組織(皮下脂肪)から成り立っています。骨は、体の骨格をつくります。また、骨の中心部(骨髄)からは、新しい血液がつくられます。そのなぞは、コラーゲンの分子を知ることで解けます。毛髪の畑である真皮のコラーゲンが衰えると、生まれる毛よりも抜ける毛のほうが多くなります。その骨組みにカルシウムやリンなどを沈着させます。コラーゲンを毎日の食事でとるためには、ちょっとした工夫が必要です。また、細胞のゴミもうまく処理されずに溜まるばかりとなります。そして、いちばん外側まで押し上げられ、最後は角質層となり、やがて表皮からはがれ落ちていきます。ふだん、私たちが目にするのは表皮の部分です。表皮は表面だけの薄いものです。皮膚の本体は、真皮の部分です。カルシウムやリンは、丈夫な骨をつくるのに欠かせませんが、丈夫なだけでは強い骨とは言えません。コラーゲンを温めると、三本の糸が螺旋状に巻かれていた縄のかたちがほどけます。髪の毛が薄くなり、鏡を見てショックを受けることになります。骨の成分の約80%はカルシウム、リンなどの無機質です。コラーゲンは骨や軟骨、腱、皮などに豊富に含まれています。こうなると、たんぱく質を合成する原料が滞ります。はがれ落ちた細胞がアカやフケとなって剥離していきます。真皮の主役はコラーゲンで、70%を占めています。丈夫で硬くて、その上にしなやかさを伴わなければなりません。一本一本の糸がバラバラになり、その一本ごとが糸マリのようにクルクルと勝手なかたちをつくります。お風呂で髪を洗った時にドッキリされたなら、真皮のコラーゲンの働きが衰えたと思ってください。残りの20%は有機質で、そのうちの90%がコラーゲンです。いずれも、どちらかと言えば食べにくい場所ですし、調理もしにくいでしょう。