その結果として、細胞のたんぱく質の新陳代謝もうまくいかなくなり、体の中に古いたんぱく質が溜まるようになります。
若い頃にアカやフケに悩まされた経験をお持ちではないですか。このコラーゲンの新陳代謝が衰えると、コラーゲンの架橋が増えてきます。しなやかであればこそ、様々な動きや負荷に耐えられる骨の役目が果たせるのです。ゼラチンは、縄がこんな状態にほどけたもので、水に溶けやすい性質を持っています。さっそく、コラーゲンの補給を実行しましょう。私たちの体のカルシウムの99%は骨にあります。残りの1%は血液などの体液の中にあります。しかし、コラーゲンは熱を加えると、ゼラチンとなって溶ける性質があります。こうして、たんぱく質の新陳代謝が滞り、細胞が古くなることを老化と呼びます。新陳代謝の活発な若い頃は、基底層で新しい皮膚の細胞がどんどんつくられるからです。増えた架橋で水分を保つ場所が狭られてきます。その結果、保湿効果が衰えてカサカサの皮膚になってしまいます。骨にしなやかさをもたらし、柔軟性をもたらすのは、コラーゲンです。ところが、温かいうちはゼラチンはよく溶けていますが、少し冷やすと固くなります。表皮が変化してつくられる髪と似たものに、爪があります。体液のカルシウムは、リンパ球に活力を与えたり、ホルモンの量の交通整理をします。そこで、骨や皮がついたままの肉や魚をじっくり煮込んだ、コクのある料理はいかがでしょうか。さきほど述べた細胞と細胞の間の働きは、細胞マトリックスと呼ばれています。皮膚にシミやソバカスができても、皮膚の表面の細胞がどんどんつくられ、新陳代謝されるので、沈着するヒマがありません。皮膚の老化とコラーゲンの老化は密接な関係にあります。コラーゲンの老化は、全身のいろいろな場所で老化を促進させます。それは、温められてバラバラになっていた糸が、冷やされると、お互いに不規則にからみあって粥状になってしまうからです。爪の新陳代謝も爪の畑にあたる真皮のコラーゲンが左右します。骨以外の1%のカルシウムが足りなくなると、骨のカルシウムが溶け出して応援にかけつけます。これなら、おいしさをたっぷり味わいながら、スープのように飲めるはずです。コラーゲンの海と言われるように、細胞マトリックスの主役はコラーゲンです。ところが、細胞をつくる速度が衰えると、シミやソバカスは、いつまでも皮膚の表面に居座り、ついには広がるものになってきます。真皮は20歳を境にして、年をとるとともに薄くなります。コラーゲンの衰えをまねくのは、コラーゲンの新陳代謝の衰えです。ゼラチンを容器に入れて、そのまま冷やしておけば固まり、容器の形をしたゼラチンのお菓子ができます。爪が折れやすい、爪がでこぼこしてきたなど、つめの不調を感じたときは、コラーゲン不足の黄色信号です。足りなくなる一方のときには、応援も大車輪になり、骨のカルシウムがどんどん血液の中に動員されて失われることになります。時間をかけて煮込めば、その煮汁にコラーゲンがたっぷり溶け込んでいます。細胞と細胞マトリックスを若く保つことは、いつまでも健康で元気な人生を楽しめることにつながります。基底層を支える役割を果たしているのは真皮です。老年期には、20歳のときの80%も薄くなります。